解体青茶婆【7月8日19:00公演中止】 公演情報 劇団扉座「解体青茶婆【7月8日19:00公演中止】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    かなり久々の扉座である。コロナを経て以前と何か変わったような・・という気配が見えるとつい覗いてしまう。「解体青茶婆」なんだこの題名は・・医学にまつわる芝居らしい・・成る程コロナ騒ぎから何かを嗅ぎ取ったかエンタメ寄りな横内氏も・・と、観に行った(実は急遽予定に穴が開いたため観劇できた)。
    戯曲の印象はシンプルで飾り気なく、線が太い。ただ、終幕の場の直前、戯曲としてはお膳立て整って漸く迎えた緊張の場で、我が体力持たず寝落ちと相成り、(その場が戯曲上果たす役割はシンプル故に凡そ推察できるが)どんな話をその人物にさせたかが聞けぬとは・・ここが肝心ではないか、恨めしや、と独り言ちて帰路についた。
    時代物とは言え女役が一人はいささか淋しかった。男女同権とは程遠い時代の無念を担わせる意図は理解できたが一様に収まらない側面も見えたかった(芝居自体は長くなるだろうが)。ドラマの本筋では、「医学の道」を志す者が研鑽を積む場で、旧弊を乗り超え「人の命を救う」真の使命に従うべき理想が語られる。その言葉は、江戸の時代を軽々とワープして今現在に届けられる。「扉座らしさ」を思い出す。らしさ、と言えば涙に訴えるシーンの多いのも私てきには扉座らしさであり、「そこはドライで通したい」と思ってしまう感覚の差があるが..、徒手空拳で物申す姿勢だけは、端から愚直に見えようとも頑固親父らしく堅持し抜いてほしいと思う(主宰の人となりは殆ど知らないのだが頑固に違いないと勝手に想像している)。

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    2021/07/03 00:39

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