実演鑑賞
満足度★★★
公演4日前に急遽主演宮瀬玲奈さんの代役として岸本・ルチア・来夢役での出演を決めた花奈澪さん。流石の女優魂に同業者もファンも大興奮。5公演見事に大役をこなしてみせた。宝塚の地獄を生き延びてきたのは伊達じゃあない(偏見)。これぞ元宝塚と云う肩書の化物たる所以。観てみると判るがこれ、本当に演ったのかと思う程の出番と台詞量、凄すぎ。
今回は当初からの配役、一之宮・ミカエラ・日葵(ひまり)役として出演。生き生きと楽しそうに演じていた。
宮瀬玲奈さんを初めて知ったのだがアニメキャラそのもののルックスとアイドル性抜群のオーラ、人気が出ない訳がない。
豹変する眼鏡っ娘、大滝紗緒里さんは役者バカ系の匂いが。殺陣の上手さも相まって今後活躍の場が増えそう。クールな天才役武藤志織さんは美しく、巨乳コメディリリーフ教官役遠藤三貴さんはプロ、教官役楠世蓮さんは流石のモデル。魅力的なキャストが勢揃い。
設定は『エンダーのゲーム』を魔法美少女学園モノにしたような感じ。
近未来、地球にヒュージと呼ばれる異星生物が侵略を開始。人類の開発した決戦兵器CHARMは十代の少女が一番扱うことに適していた。より優れた戦士(リリィ)を育成する為、世界中で養成機関としての女子校が開設。主人公の姉はエリート戦士であったが戦場にて殉職。主人公は姉の想いを背負って学園の門を潜る。