実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2021/06/02 (水) 19:00
関西を中心に活躍する丹下真寿美のユニットだが初見で、再演だが初演は観てない。おシャレで、でもおバカなところもある、面白い会話劇だった。
合併交渉のためにホテルに来た、フォスター社の社長アレック(三上市朗)と秘書ドナ(丹下)、および、シュミット社のCEOアリソン(山崎和佳奈)とCOOウォーレン(森下亮)だが、互いに相手を先んじようと色々な手を使う内、交渉はおかしなことに…、の物語。おバカの方向が関西テイストだなぁと思いつつ、面白く展開される物語に引き込まれ108分がアッと言う間に過ぎていった。全体にオシャレなテイストで展開され、場面転換も、ホテルの従業員に扮した2人がオシャレに行なうなど、観ていて気持ちの良い楽しい舞台だった。空席があるのが勿体ない。
かつて石原正一ショーで観て気になっていた丹下が確実に成長していたことが嬉しい。
本来なら星4つはあげたいところだが、シリアスな場面で「いさぎがいい」というトンデモナイ台詞を聞いたために、星1つ減じた。