終わりよければすべてよし【6月12日~6月13日公演中止】 公演情報 彩の国さいたま芸術劇場「終わりよければすべてよし【6月12日~6月13日公演中止】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    スピーディーな展開に、吉田鋼太郎のフランス王の圧巻の貫禄と、横田栄司の哀れでコミカルな従者パローレス。十分楽しめました。イタリアの娼家の娘(だが、純潔な処女)ダイアナと、傲慢なバートラム(藤原竜也)のシーンを、戯曲ではまだベッド・イン前の駆け引きのところを、ベッドでのやり取りに演出したところが、男と女の欲望とバカしあいの内容にふさわしかった。女が活躍する舞台で、男は愚かでダメな奴ばかりというのが、(芝居ではよくあることだが)おかしかった。

    曼珠沙華が咲き乱れる舞台を、吊り物の上げ下げで、場面転換させる美術も良かった。

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    2021/06/01 00:20

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