パンドラの鐘【4月25日~5月4日の東京公演中止】 公演情報 東京芸術劇場「パンドラの鐘【4月25日~5月4日の東京公演中止】」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

    口コミなど発売即完売の部類には野暮だが、NODAMAPと違いこちらは若干スローなようで。何故かな、熊林演出の方が良さそうじゃん、と思ってキャストを見ると、なるほど(米人風ヤレヤレの両手)知名度、アイドル度が違うのね。結局タレントを観に行く層に業界を支えてられてるのが日本の演劇状況・・とは今更な話。

    調べると熊林弘高演出の舞台はほぼ毎年打たれていた(選り分けて廃棄する側のチラシ=高値の商業メジャー演劇=にあって目にしなかったようで)。観た初回は2014年「TRIBES」、耳の聞こえない寡黙な女性の主観を覗くような繊細な舞台で、鷲尾真知子という存在感ある女優発見のステージ。もう一つが2018年「夜への長い旅路」いずれも緻密で砂粒に混じった宝石に月光が微かに反射して散り散りに光るような舞台(視覚的印象・・映画でも霞がかった画面に浮かぶ風景とか、そもそも35ミリカメラの粗さと色彩が好き)。二つから想像される野田演出とはかけ離れた野田作品を、むむ~
    ・・観たい!が、チケットは取れてない。

    4/12付で「まん延防止」発令につき「抽選当日券販売を見合わせる」との告知が。。
    この「制限」でコロナ感染が抑止されるとは100%、全っっっったく思わない。何でも制限を掛ければ良い話ではないとまだ気づかないのか。
    そろそろ「自主判断」を尊重する流れを考えなければ。感染者数ばかりの報道は相変わらずだが死亡率もきちんと、不謹慎だと思わず「出す」べきだ。情報として。どの程度のリスクを我々は恐れているのか、を自覚すること。
    そして、肝心の医療体制には何~~~~~んにも手を付けずにいる。現在の「行動制限」「自粛要請」は医療逼迫が懸念されるゆえに「上からの指示・要請・時に強制」が為されている。施策の「公益性」は医療逼迫の回避、にある。
    これも一年以上前から言われているが検査体制の拡充は?? 安倍は一日何万件の検査体制を・・と約束していたがどうなっているのかね。クラスター発生率の高い所や重症化率の高い施設入所者や医療介護関係者、濃厚接触認定がなくとも疑いを持った(検査を希望する)人、どんどん検査をやれる体制を作れば(発症直前が最も感染力の高いと言われる)コロナの早期隔離がやれる。検査陽性判明者だけの隔離では全てをカバーできないかも知れないが相当の効果はあるはずだ。
    社会の構造を変えることを忌避する傾向は、現状の体制で安定を得ている層に多く、要は世のエスタブリッシュは変化を求めない。そしてそういう人たちが得てしてリモート在宅勤務可能であったり「ステイ」な生活が「できる」層だったりする。
    コロナは社会の不合理と矛盾をあぶり出し、「本当に人々のためになること」をやれるかどうかを試す。謙虚にその要請に従い、社会システムの手直しの出来る国とそうでない国があるとすれば、日本は殆ど全く何もやっていない。せいぜい「お金を出す出さない」で勇断を演出するくらいのもの。
    ・・・そうした問題が今回のような措置と出会うたびに思わされ、国会議事堂と霞が関に生卵をぶつけたくなる。(こう記しただけで公的制裁が加えられた時代があったが何年か後にそうなる予測を検証する伏線として書いてみた。)

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    2021/03/20 23:13

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