いとしの儚 公演情報 劇団扉座「いとしの儚」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2021/03/07 (日)

    価格4,830円

    7日13時開演回を拝見。

    扉座・横内謙介さんの脚本だという訳で選んだ本作は、無敵の博打打ちが、鬼との勝負に勝って得た絶世の美女・儚(はかな)と共に過ごしていくうちに…といった伝奇モノ。
    主観的には手が合わなかったが、客観的に振り返れば、笑いも狂気も悲恋も盛り込まれたサービス精神旺盛な、大変良く練られた110分のオトナの寓話だった。

    ネタバレBOX

    なお、ヒロインの藤間爽子さん、絶世の美女というよりも可憐な容姿の方なので、(精神的)少女期はまさしく儚そのヒトだった反面、世の中を理解した後の儚は、キャスティングした以上、藤間さんに寄せて儚を描いた方が良かったのでは?と強く感じた。

    【配役】
    鈴次郎…荒井敦史さん(難役を力を尽くして熱演)
    儚(はかな)…藤間爽子(さわこ)さん(藤間紫さんのお孫さんなのは承知していたが、島村佳江さんの娘さんでもあったのかぁ…と古くからのテレビ桟敷の住人は感慨ひとしお。お母さんの若い頃を想起させる、真っ直ぐな演技が魅力的)
    青鬼…丸山港都さん
    お鐘…砂田桃子さん
    妙海…新原武さん
    三木松…三浦修平さん
    長治…草野峻平さん
    お福…笹本志穂さん
    中盆…濱佑太朗さん
    賽子姫(博打の神様)…水越朋(とも)さん(桜美林出身者≒コンテンポラリー系のダンサー、という自分の思い込みが更に強固なものにw)
    ゾロ政…七味まゆ味さん(劇団「柿喰う客」でお馴染みの役者さん)
    鬼シゲ…市川しんぺーさん(『両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)』の親方?)

    0

    2021/03/07 16:06

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大