満足度★★★★
10人の役者によって一人の女性の20代という時間が右から左へ流れていくパノラマ舞台どんなに人生経験を積んでも未来の自分の事は何もわからないのが面白いし、それを上手く使った「私会議」な部分が愉快だった過去の自分が描く未来予想図はいつだって現在の自分に対して残酷だとても整った戯曲だなあと人間関係や人生のイベントを混ぜ込みながら全てきちっと回収してて、柴幸男さんの「あゆみ」的な作りでもあるんだけど味わいが全然違って面白い二十歳の未来を見つめる表情と二十九歳の過去を振り返る表情の違いがとても良かった二十七歳の色気の意味も把握
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2020/12/05 13:23
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