馬留徳三郎の一日 公演情報 青年団「馬留徳三郎の一日」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    もっと面白くなります。

    ネタバレBOX

    安曇野あたりの山間地域が舞台。そこに住む人たちがみんながみんなぼけ始めていると、会話や社会生活がその都度その都度何となく成立するという話。

    客席に着くと、普通の茶の間には扇風機があり、蚊取り線香のブタがあり、夏と思われるのに庭の左右にある木には緑色がなく、タコノキの地上根が絡んだような感じで異界感がたっぷり漂っていました。そして始まってしばらくしてからみんながぼけていることが分かると、何が真実なのかさっぱり分からなくなり、作者の発想力の面白さに気付かされると、新しい藪の中のようで大いに楽しめました。農家の夫が認知症なのかどうかは一回観ただけでは分かりませんでした。

    認知症は進行します。これからが大変です。

    素人劇団のようなところがなければもっと面白くなると思います。役者の選択が大事です。

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    2020/10/10 00:32

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