満足度★★★
前半は新作部分、後半は再演部分となっており、どちらも印象的な言葉が織り交ぜられている。新作部分は最近の作品のテイストと話の閉じ方の柔らかさを強く感じる一方、再演部分は作り手の若く尖った閉じ方を感じる。繋ぎが少ししっくりこない。また全体的にMONOらしい自然で軽快な会話が抑え気味に感じられた。再演部分の蟻とキリギリスの件とラストは、本公演の状況の写し絵の様でもあり、娯楽に興じる観客とてキリギリスだな、と思いながら観ていた。
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2020/03/03 22:48
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