満足度★★★
鑑賞日2019/10/26 (土)
初演は平成4年の戯曲だが、漂う空気は懐かしき昭和だなぁ。ちょっと変わり調子の悲喜劇混合で複雑な味わいでした。特に「少年の体質」や「キャストのダンス?」が暗喩するモノはなかなかに想像し難い。いや、想像できることはあっても 作品解釈と噛み合わせるのは一筋縄ではいかない感じだ。ワケの分からないまま独特のコミカルさとシニカルさのみ味わっても相応の楽しみが得られるが、作品の淀みの奥深くを素手で弄りたくなる…そんな誘惑に駆られる作品。高くて躊躇したけど、戯曲集、買っておくべきだったかなぁ。
0
2020/01/08 22:19
このページのQRコードです。
拡大