満足度★★★
鑑賞日2019/04/07 (日)
「冥土ダイバー」小劇場演劇を見始めた頃に牛乳地獄の再演を観ていて、その年 屈指の好きな芝居だったので思い入れのある作品です。 一番印象に残ったのは、安城の存在感が増した気がすることです。安城が晒されている環境… 狂気ゆえの凶行に繋がった原因がよく伝わってきた。何度となく訴える…彼女の胸の内に湧いたモヤモヤの主張が、中盤あたりからもしっかり漂ってきていました。
「ハイパーリンくん」リズミカルな知識の調べ… 紡がれる自然科学史… 知性の結晶に身を委ね、無限遠に思いを馳せるひとときでした。偶然にもAmazonビデオで「コスモス:時空と宇宙」シリーズを観ているところなので、非常にタイムリーなネタの数々が流れていく。そしてその知性を支える人の営みがまた良かったですね。