満足度★★★★
面白い!!
狭い舞台を縦横無尽に駆け抜ける2時間弱のミステリー?(ちょっとコメディ)。ほんとに面白かった。
時代背景が、なぜ大正時代だったのか?現代でも通じるようなストーリーなのに・・・・。
だが最後の落ちをみて、「なるほど」と思った。でも、その後の設定に若干の論理矛盾を覚えるのだが・・・・。ま、それも含めて面白い、からよしとしよう。
なんといっても女学生の衣装がいい。カラフルだし、ライティングも見事な仕事をしており、最初と、途中と、最後に女学生が一列に並んで演技をするところなんてラインダンスのような迫力と色彩の美しさが交差して感動があふれてしまった。ディズニーランドも顔負けの舞台といえるかも(ちょっと誉めすぎ?)。
惜しいのは黒川探偵(役)のセリフがやたらと早口すぎたこと。しかも滑舌が悪いから何をいっているのかがわからない。
しかも女学生もつられて(?)、みんなが早口。公演時間が2時間弱というのはこのおかげなのか? だったらもっと普通にしゃべって、2時間強の舞台でもいいと思う。あと、効果音とセリフがかぶる場面があって、やはりセリフが効きとりにくかった。
全体の演出(動き)がスピーディなのはいいが、なんとなく詰め込みすぎのような気がした。もっとすっきりした本にすればもっとわかりやすく、さらに感動の度合いが上積みされたかも知れない。まことに惜しい!
やはり「ドルチェ」とは、詰めの「甘さ」を指しているのかも??
初見の団体だったが、これからは要チェックだ。
2009/05/04 13:58
merrymakerの劇団員の谷口礼子です。
先日はご来場ありがとうございました!!
まだまだ未熟な集団ですが、楽しんでいただけるよう全力で頑張ります!
つぎはもっともっと役者も、劇団も成長したいです!
また次回も同じ劇場で公演を予定していますので、
ぜひぜひ、お越しいただけたらと思います!
よろしくお願いします!