満足度★★★★
ゴジゲンさんの必殺技“イケてる”の波に決して乗れない男達の可笑し味と哀愁はしっかり健在。
ただ今回ちょっと異例だったのは東京オリンピックという具体的でタイムリーな題材がストーリーの軸になっていた事。
そのせいかリアルとおふざけの平衡感覚がいつもと違ってきて、世界観に馴染むため時間を要したところもあったけれど、構成はすごく凝っていた気が。
これだけしっかり一人の主人公を際立たせた作品というのも珍しかった気がする。
結成して10年以上、いまだ成長しようとしている新鮮味は、今後の楽しみにも繋がります。
ジャケット買いならぬタイトル買いで初めて観たゴジゲンさんが、ここアゴラ劇場だったのも感慨深かったです。