満足度★★★★
鑑賞日2019/12/12 (木)
12日19時半開演回(100分)を拝見。
ここ二か月の間、アンティークスさんを含め、2桁の公演回数を誇る複数の団体さんの舞台を拝見させてもらった。いずれも、昔からある洋食屋さながらに、行く度に日替わりメニュー(作品)の目先は違えど、そのお店(劇団)のベースとなる(固定客から支持された)味つけは変わらぬさまを再確認。
あとは、その味つけが好みか否かという、専ら個人の嗜好の問題なんだろうな、と。
ひねくれ者のワタシには、アンティークスさんの味はいささか甘過ぎるきらいはあるものの、恐らく年齢を重ねて来たせいか、頭で思っている以上に、身に染みる度合いが高まって来たようだ。
『一滴のしずく』、以前に観た『君がいた星』『この星に生まれて(Bプロ)』から変わらぬ、「絶対的性善説」&「多少都合の良過ぎる人物設定」の味つけで、いろんな野菜(登場人物)が互いの持ち味を引き出すように煮込まれた、アンティークス家流・ホームメイドのポトフを振る舞われた気分。
身も心もすっかり温まりました、とさ。