満足度★★
凄く不思議な作品。
前作も拝見しているのですが、今回も結局最後まで掴めないままでした。
個々には良い役者さんもいましたが。
「女の子達が全力で頑張ってるな」は、観た後の観客が自然と思えば良い話で、
「私達、全力で頑張っていますよ!どうですか?全力ですよ!」と、
ずっと言われ続けている(様に見える)作品で、押し付けられている感じでした。
オープニングとエンディング付近の全体のダンスシーンは迫力があり、
ユーモアな振り付けもあり、それは個人的には大いに評価したいと思いました、が…
それと、これは非常に残念ですが開演が13時からの回を拝見しましたが
「役者さんのご家族が遅刻して入ってくる」事がとても多かったです。
恐らく出演者の家族の方が「13時から始まる」と聞いて「13時に来た」というパターンでしょうが、
後から後から「父、母、祖父母、弟か妹」的なメンバーで席に来るのに驚きました。
結局13時10分という10分押しでの開演になり…(10分押しでの開演はかなり異常)
しかもその家族が「〇〇ちゃんが見え易そうな席だわ」とか話していると、
周りの待たされている観客からしたら「〇〇って役者さんの家族なのね」と分かってしまい、
その役者さんご自身にとっても良くない状態になっていたと思います。
このLIVEDOGさんが「Wチームの逆班がスタッフをする」的な事をやっている事もあり、
(結果的に)不慣れなスタッフが多くなっている印象もあり、
誘導などがこれだけ混乱しているのかも知れませんが、
学芸会や発表会ではなく値段をしっかりと取るのであれば、
ちゃんとその道のプロを雇う、そして出演者は家族を呼ぶのであれば
「開演は〇時だけど、15分前には席に着ける様に来てね」など伝えて欲しかった。
凄く印象が良くない部分だけが目立ってしまった作品でした。