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劇団普通「
病室
」の観てきた!クチコミとコメント
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byassist(843)
満足度
★★★★
鑑賞日
2019/09/26 (木)
26日19時半回(2時間)を拝見。
ネタバレBOX
地方の病院で入院生活を送る4人の中高年男性とその家族、医療関係者を描いた群像劇。劇団普通にしては珍しく!取っつき易い作品。
全編茨城弁のセリフ、よそ者(私は福岡出身)にはトボけた味わいに聞こえ、日常感をいや増す効果を強く感じた。
また、家族を見舞う側も・見舞われる側も共に体験した身から観ても、患者や田舎の親族の言動の端々に、あるある!と頷くばかり。相部屋病室で長い一日を過ごす入院患者、その家族の心理を大変よく観察されておられるなぁ、と。
それにしても、こうした日常スケッチ中心で約2時間、観客に飽きさせず、更には、各々に「思い」を抱かせて帰路につかせただろう、作者の力量には敬服せざるを得ない。決して大向こう受けする訳ではないが、今年の私的ベスト10には数えられるだろう「逸品」だった。
なお、先に触れた通り
癌で入院した亡父のために毎週末、飛行機で東京から実家に戻っていた頃
数年前、私自身が1年の大半を病院暮らししていた頃
の記憶が上演中度々オーバラップされ、冷静に芝居を観るのがちょっと難しかったことを付記しておく。
演じ手に関しては
見舞い家族への素っ気ない対応も・スネるところも・実は寂しがり屋なところも、私の亡父そのものに映った、片岡役・澤唯(さわ・ゆい)さん
久しぶりに東京から帰省した娘に、これ幸いにと?! 延々と(娘は何の関心も無いだろう)地元の出来事を喋り続ける、片岡の妻役・松本みゆきさん
のお二方が特に印象に残った。
【配役】
入院患者・片岡(健常時は亭主関白。妻は従うのみ。娘は帰省して見舞い。息子とはうまくいっておらず、週末も見舞いに来ていない?)
…澤唯(さわ・ゆい)さん(『今度は背中が腫れている』以来の役者さん)
入院患者・佐竹(話好きで情は深い。妻が見舞いに来る。どうやら先は短いらしい)
…用松亮(もちまつ・りょう)さん(『シンクロ・ゴッサム・シティ』ぶりの役者さん)
入院患者・小林(今は仏のような穏やかな性格だが、健常時は暴君。妻子は見舞いに来ず?)
…渡辺裕也さん(『これは中型の犬ですか?』ぶりの役者さん)
入院患者・橋本(見舞いに来る娘は離婚の意思を…)/片岡を診る医師
…折原アキラさん
片岡広也(息子)/遠藤タケル(片岡を担当する理学療法士)
…函波窓(かんなみ・まど)さん(先月、同じスタジオ空洞での『ヘブンズサイン』で観たばかりの役者さん)
片岡あみ(娘。東京から見舞いのため帰省)/小林の娘(家族に高圧的な父親を非難)
…古田希美恵さん(『城』よりも『ツヤマジケン』での印象の方が強いかなぁ)
片岡の妻(夫に従うばかりの昔風の妻)
…松本みゆきさん(『これは中型の犬ですか?』『カーテン』よりも『城』での印象の方が強い女優さん。「海外戯曲を読む会」主催者)
橋本の娘(離婚覚悟で子供を連れて実家に戻ってきている)/小林担当の看護師(遠藤の恋人)
…小林未歩さん(お初の女優さん)
佐竹の妻/佐竹の担当看護師(妻や担当看護師の佐竹への接し方を見ると、一見ぶっきらぼうな彼が実は魅力ある人物だということが察せられる)
…石黒麻衣さん(白衣がホンモノの看護師みたいに似合う劇団主宰)
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2019/09/26 22:58
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