満足度★★★★
25日19時開演回(2時間)を拝見。
生演奏をバックに、今日まで積み重ねてきた稽古に裏打ちされた、唄に・ダンスに!とサービス満点のミュージカルコメディ。
ストーリーも、随所に笑いのタネを仕込みつつ、伏線を沢山張って、その全てをしっかり回収していく、かなり凝った仕上がり。
客観的な印象としては、とても「欲張りな」舞台だった。
ただ、個人的には、ちょっと内容盛り込み過ぎかなぁ、というのが正直な感想。
それから、作者の年齢、ないしは、想定している客層は40~50代以降なのだろうか?
細かなギャグや盛られた話題の幾つかは、若い方にはピンと来ないだろうなぁと思われた(もっとも、かくいう自分は悉くわかったんだがw)。
なお、演じ手では、主要キャラクターを演じる、森川梢さん、佐藤礼菜さんのお二人の、ドタバタシーンでも終始安定した演技とセリフの発声が抜群に巧く感じられた。