満足度★★★★★
今回は観覧席が正面と背後の二面構成という事で、それを十二分に生かした構成となってます。
また大きく分けると、3つのステージでそれぞれの人間模様が時に絡み合い、時に静かに進行していきます。
この団体のコンセプトである騙しは、今回も両作品に散りばめられています。
5W1Hで騙しを当てはめていくと、それぞれがより深さを増すかもしれません。
毎回構成的にもそうなのですが、一回の観劇で見えてくる部分は限定的であり、複数回を様々な席から見ていくと、それまで見えていなかったものが見えてきたり、それぞれの人物関係の繋がりバックグラウンドが見えてきます。
複数回観劇で割引サービスもあり、時間に余裕があれば複数回観劇をお勧めします。
初めてみる方は、あまり邪推せずに素直に見て感じていただきたい。