期待度♪♪♪♪♪
芝居には、どこかに作り手が夢中になったお芝居の影響が出るものだ…演劇のDNAはそうやって受け継がれていくのだと思う。まして出演していれば、なおのこと!
長く観劇を続けてきて、1番好きな作・演出家の芝居のモブだった人が、作・演出する芝居を観て、さらにその芝居のモブだった人が作・演出する芝居を観て、そう実感している。
私にとって、ハツゲキの4人は4世代目になる。私のツボのDNAを、色濃く受け継いでいるのは、誰だろう?とても楽しみだ!
劇団の名前、処女作には大きな劇場…それをプレッシャーに感じる時もあるかもしれない。でも4人全員、今の自分のありったけを、板にのせてくれれば、それで充分!思いっきって、がんばれ!
個人的には、湯浅春枝の「少女の序奏」に、期待している。赤裸々な体験を、咀嚼して消化してフィクションとした湯浅の脚本が、大熊の演出と役者の演技、そして自らの演技で、どこまで昇華されるのか?とても興味がある。