お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
さなぎの教室
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
オフィスコットーネ「
さなぎの教室
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
住み込みの女(533)
満足度
★★★★
ネタばれ
ネタバレBOX
『さなぎの教室』を観劇。
『夜、ナク、鳥』を改題して上演。
今作は2002年に福岡県久留米市で起きた、看護師による保険金殺人事件をモチーフにしている。
看護師になる為に実習を受けている仲の良い看護師志望の四人組。小難しい患者、慣れない注射など、大変ながらも皆で励ましあい頑張っている。
そして数年後、その四人は自ら学んだ医療知識を利用して、身内を殺害し、保険金を得ようと画策しているのである。
一人殺し、そしてまた殺し、皆がリーダー格のヨシダの言いなりになり、犯行を犯していく。
「彼女らは何故?そのような行為をするに至ったのか?」
「まるで弱みを握られているかのように、何故?ヨシダの言いなりになり、性行為すら強要されるのか?」
舞台では、ヨシダと看護師たちの歪んだ関係と、犯行計画が描かれ、「何故?」の疑問が、展開が進めば進むほど、湧き上がってくるのだが、その問いには答えようとせず、目を背けたくなるような人間関係をひたすらに描いていく。
そしてこの流れが終わりまで続くのだが、最後に回想で、看護師の夫を急性アルコール中毒で殺害している看護師四人の姿と実習をやっと終えた看護師四人の晴れ晴れとした姿を交互に見せられた瞬間、湧き上がってきた問の答えのようなものが一気に見え始めてきてしまうのである。
そして見え始めてきた後の余韻は果てしなく、重いのである。
傑作である。
0
2019/09/01 18:00
0
0
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード