満足度★★★
鑑賞日2019/08/02 (金) 18:30
二人芝居2本立てで50分×2。緊張感ある舞台だった。2作とも、死者が現われて配偶者と語り合う型式。『水の孤独』は東日本大震災で行方不明だった夫の骨が発見されたところで、夫が妻の前に現われる。『蝶の哭く空』は地下鉄サリン事件で20年間植物人間だった妻が死に、葬儀から帰った夫の前に妻が現われる。型式は同じだが、夫婦の愛情を感じる前者と、愛憎を表現する後者の違いは場の空気にも現われ、興味深く観ることができた。
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2019/08/03 08:32
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