満足度★★★
こんな結末・・・どこかはぐらかされたような、勝手に自然消滅してしまったような、どろどろしたものがオリのように湖の底に渦巻いたままの様な、なんとも不思議な終わりに戸惑った。自分の考えに支配され、なくてよかったはずのものに囚われた人々。その会話が一つ一つ突っかかってくる。片桐はいりさんらの味付けが重いだけの作品にはしなかったが、歪み始まった想いは元に戻らないものだという事は痛く感じた。人の弱さを感じさせる作品でもありました。
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2019/08/02 13:49
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