後妻のお作法 公演情報 BASEプロデュース「後妻のお作法」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/07/24 (水) 15:00

    価格3,000円

    15歳の年齢差がありながら結婚を前提に交際している秋雄と鈴子。秋雄のもとには甥が、鈴子のもとには記者が訪れて交わされる二組の会話……。

    「この会場をそんな風に使いますか!?」から始まり、すぐにその関係性を明かす冒頭部分が巧み。
    また、本編は「本当にそうなの?」なサスペンス要素も濃いが秋雄のアレと鈴子のソレが強烈な印象を残し余韻はヒューマンドラマ的な感じ。特に「あのあたり」は他人事とは思えない?(自爆)

    ネタバレBOX

    冒頭、カウンター側で男性2人、ボックス席で女性2人の会話が時としてカブったりしながら交わされ、時制が違うのか空間が違うのか両方が違うのかと思わせ、鈴子から秋雄への電話で空間が違うと明かすのが上手い。
    ちなみに男性編・女性編と分かれていた脚本を構成し直してこういう形にしたと後から伺いそれも納得。
    また、BASEでの芝居で空間を2つに分けて使ったのは本作が初めてとのこと。

    観終わった直後は「シリアル・キラーの性」と「秋雄の孤独感」が印象に残ったが、鈴子の「後妻業疑惑」に関して明確な結論は提示されなかったので、その後あれこれ深読み・誤読が浮かび、それもまた楽しからずや。
    以下はその深読み・誤読・妄想。(爆)

    (秋雄考)
    基本型:鈴子の正体を知って驚くがそれでも構わない、すがりたい
    基本型2:鈴子のことを知っていたがむしろ殺されれば本望と思う
    変型:(知って驚くがあるいはもともと知っていたが)鈴子を更正させようと思っている

    (鈴子考)
    基本型:財産目当てのシリアル・キラー
    基本型2:4人を殺した動機は財産よりも愛情の裏返し(阿部定的な?)
    変型:実は手を下していず自然死だが、相次いで夫を亡くした絶望から殺人者を騙り冤罪による死刑を望んでいる

    (妄想)
    シリアル・キラーだった鈴子が秋雄の愛情により改心し、二人で逃亡・隠遁生活を送る

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    2019/07/27 23:21

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