期待度♪♪♪♪♪
随分前だが宝塚ファンの知人が「エリザベート」を一押ししていたので機会があれば映像ででも・・と思っていたら今やっているという。死ぬ前に一度は帝劇を訪れてみるなら、お墨付きのこちらを、とwebを訪ねるとまァ予想通りだが全ステージ満席。8月で終演。当日券を狙ってみる事にする。
東宝と宝塚とでは上演主体が異なるも(会社は確か同じですね)外来品ならば元は同じ演目だろうと踏んだらそのようで、演出・脚色が若干異なるらしい。
朗報は宝塚ではこの演目を殆ど毎年上演しているようだ(こちらがダメならあちらも有りか)。帝劇ではないが宝塚劇場も未踏の劇場なれば、意義的には近い。
そんな訳で、商業演劇素人がふらりと有閑マダムの巣(個人の偏見)を覗きたくなる、の巻。
後日談。楽日近いステージの当日券もしくは当日券獲得権をゲットすべく「東宝テレザーブ」(前日電話予約)に開始時刻の18時キッカリ(誤差1、2秒)、電話するともう「こちらはNTTです。只今電話が大変・・」とのアナウンス。粘って掛け続けて30分後「本日の○○は終了・・」とのアナウンス。「どんだけ観たい人おるねん」。思った時点で術中にはまっている。「そないにええもんなんやな。絶対やな。今度見たるからな。つまらんかったら金返してもらうで」。観たが最後、1万円近くも払った自分はこのエンタテインメントが提供した「価値」を認め一目置くことを自分に許容し、さも自分が寛大になった気でいる・・そんなさもしい姿がありありと見える。ギャンブルに弱いので近づかないのと同じに、中毒性のありそうな商業演劇にはやはり近づかない事にしよう。