満足度★★★★
鑑賞日2019/07/02 (火) 19:00
135分休憩なし。やはり言語化するのが難しい劇団、作風。日常の「退屈に対する閉塞感」を、コンプソンズならではのナンセンスなタッチで描いた作品。前回公演と2作観て感じたのは、コンプソンズはどこか現実の世界を、抽象的に捉えているように思ったこと。基にしている事実は他愛もないことなのかもしれないけれど、それを抽象化して、笑と下ネタとナンセンスな舞台表現に昇華させて、観客に刷り込んでくるように感じた。舞台のバカバカしさと裏腹に、研ぎ澄まされた表現力。あっという間の2時間だった。
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2019/07/03 02:22
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