ロミオとジュリエットたち 公演情報 劇団おおたけ産業「ロミオとジュリエットたち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    そういう結末か~、なるほど劇的と言えるような展開である。本公演ではネタバレを書いては面白くないだろう。
    説明文を引用した梗概…高校の演劇部の部室。 男子部員1人と女子部員9人たちは、今年のオープンスクールで上演する「ロミオとジュリエット」の配役会議をしている。ロミオ役は「唯一の男」という理由で部長に決定した。 ジュリエット役は 「やはり副部長がジュリエットをやるべき」という意見が大勢を占めたが、当の副部長が 「絶対にやらない」と宣言する。 この言葉をきっかけに、会議は紛糾し始めた。

    展開は面白いが、その結末に至るまでのテンポが緩く、時に間延び、気まずく、そして微妙な雰囲気のようであった。結末のインパクトを意識した演出にしても、公演全体の流れはもう少しアップテンポしてもよかったと思う。同時に台詞もボソボソとした小声が停滞感に拍車をかけているようで勿体ない。さらに部長に対する行為があそこまでエスカレートするか?という疑問等、いくつかのツッコミ所はあるが、それは卑小なこと。
    公演は、気まずくなった会議をどう収拾するのか心配したが、劇的な結末によって無事「ロミオとジュリエット」が上演できそうになるが、また新たな暗雲が…。
    次回公演も楽しみにしております。
    (上演時間1時間)

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    2019/05/27 23:22

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