満足度★★★★
ネズミ講的胡散臭さを醸し出す女性講師が、落ち込んだ女性に水を売りつけようとするところにエセ陰陽師のような女性が現れ、女性講師の秘密をズバズバと言い当て一瞬でとりこにしてしまうシーン、面白かった!
トータル70分程度のコンバクトなお芝居で飽きさせない。台詞のセンスもよく、役者さんそれぞれの雰囲気に合った役柄を演じていて当て書きのよう。次の公演も観たくなった。
開演前、一番後方の座席には黒い布がかけられ、椅子の上に「この席は開演直前(開演後、だったかな?)に来る人のために確保しています」といった趣旨の張り紙が置いてあった。こんな風に書いてくれていれば、わざわざそこに座ることもないし、開演直前になって急遽自分の席の前や隣にガチャガチャと増席されることもなくゆっくり観ることができる。些細なことだけど、来客への心配りがあって好感を持った。