満足度★★★★
わかぎゑふ さんのラックシステムやリリパットアーミーIIのお芝居は、どれもノスタルジックで笑って泣いて楽しい。
わかぎゑふ さん(パンフにサインもらいました)のラックシステムやリリパットアーミーIIのお芝居は、どれもノスタルジックで笑って泣いて楽しい。
特に毎回、コング桑田さんのパワーとキャラクターには圧倒されっぱなし。
劇中はもとよりロビーや前説、カーテンコールでもオーラ全開で、客席から出演者までみんなを楽しくさせてくれます。
もう尊敬してしまいます。
さて、”ラックシステム”の位置づけは、庶民の人情劇、大阪弁にこだわったユニット、
激動の時代の日本をくぐり抜けてきた大阪の人にスポットを当てていると、パンフでわかぎゑふ さんが説明しているとおり、
全編、関西ノリ、せりふも味があってイイです。
(関西拠点なので、東京では観れないお芝居もあるのが悔しい)
終戦からもう10年、まだ10年の日本。
ある女性が交通事故でなくなった後の物語。
つきなみですが、笑いあり涙あり。
そして、戦後日本人の年代によって違う感情なども端々に織り込み、ノスタルジーと関西弁を目いっぱいに詰め込んだ一作です。