一頭あるいは数頭のトラ 公演情報 TPAM・国際舞台芸術ミーティング「一頭あるいは数頭のトラ」の観てきた!クチコミとコメント

  • シンガポール出身の映画作家による2つのスクリーンを使った映像作品。演者が存在しない体験型鑑賞作品でした。

    ネタバレBOX

    太古の昔から虎が生息するシンガポールの森に、10万年前ごろから人類が侵入してくる。1900年代になると英国がその地を支配し、“虎”と呼ばれる日本軍がやってきた。森を開拓しようと測量機を持ってきた英国人はインド人の奴隷を連れており、縄張りを守ろうとした野生の虎が彼らに襲い掛かる。文明、伝統、科学技術、植民地思想などの大きなテーマが凝縮されていた。向かい合うスクリーンの一方が照明で透けて、数枚の影絵が浮かび上がり、伝統的な影絵人形芝居“ワヤン・クリッ”になる仕掛けにも驚嘆。

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    2019/01/09 15:19

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