きれいごと、なきごと、ねごと、 公演情報 キュイ「きれいごと、なきごと、ねごと、」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    青臭さが爆発。
    綾門優季さんの書く台詞は凄い。

    台詞と役者との関係からも、台詞はすべて自分の中で完結しているようだ。眠れぬ夜の妄想のように。

    物語は女子の視線にしていたが、男子(作者の側の性)のそれだったほうが、ヒリヒリ度は増したと思う。

    ネタバレBOX

    役者が常に動いていることもあるが、台詞が流れてしまう。その場に台詞を固定できれば、感じ方は確実に違ったと思う(それができる役者であったのならば、あるいは、それができるまで稽古すれば)。

    思春期には緩くて見えない地獄にいるのだと、皆が思っている。そこにいるのは誰かのせいだ、という被害者意識がある。
    私(たち)は私(たち)の物語のラストシーンを目指す。
    そして、そのラストシーンは(自分のストーリー(物語)だから)必ず祝福されなければならないのだ。

    小中はもちろん高校生ぐらいまでは、地元の地場どころか家庭の地場から逃れることはできない。
    なので「そこ」が舞台とならざるを得ない。

    女子の話にしていたが、男子の視線からのほうがヒリヒリ度が増したように思う。
    泣き言は言ったほうがいい。

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    2019/01/08 03:22

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