期待度♪♪♪♪♪
偉そうだから書こうか迷っていたけど、23年前に初演「TABOO」を観た人間として、壱劇屋版にとっても期待している。あの作品は、大熊演出が映える素材だし、劇団の身体能力と一体感と熱量は心配ない。
不安は台詞の多さのみ…
あの頃、ほんの一言で、何度も世界を引っくり返す「野田の言葉遊び」に、私はジェットコースターに乗ったみたいな気持ちで、訳もわからず酔った。しかし、大量の台詞を咀嚼しきれずに、振り落とされたと言った友人もいる。
元々、そういう両刃之剣の台詞量なのだ。
だからこそ、壱劇屋の挑戦が楽しみだ。
そしてもし、これを観ようか悩んでいる野田ファンがいたら、力いっぱいオススメする。1ヶ月前にプレ公演までして、さらにブラッシュアップしてきた壱劇屋版が、面白くないわけがない。プレ公演は観てないが、オープニングの稽古動画だけでも、その意気込みが感じられる。
ぜひ、一人でも多くの人に観てもらいたい!