満足度★★★★
七月大歌舞伎は、昼夜ともに大作狂言一本で、それぞれ海老蔵さんの公演でした。
昼は「三國無雙瓢箪久」で、海老蔵さんが羽柴秀吉と孫悟空の二役?で、筋斗雲にのって宙乗りするのが見所。また、堀越勸玄くんが、三法師として登場しました。話の中心は、豊臣秀吉の時代の太閤物ですが、冒頭の夢場面で孫悟空が出てきました。とりあえず、宙乗りしたかったのかと。
夜の部も、通し狂言の一本物で「源氏物語」これはすごく良かったです。通常の歌舞伎に、闇の精霊としてアンソニー・ロス・コスタンツォさんと、光の精霊としてザッカリー・ワイルダーさんが、オペラ歌手として客席にもおりて幻想的な歌で、本当に見事でした。