満足度★★★★
鑑賞日2018/07/15 (日)
『母が人工知能だと知らずに18年生きてきました…』
「ばぶれるりぐる」を観たくて…でも1本だけの為に大阪に行くのは勿体なくて、ハシゴ先を探していた時に目に飛び込んできたのが、この衝撃的な煽り文句でした。
名古屋の人なら、劇団ムヂンエキがこの春に上演した「母さんは二次元」を思い出すかもしれません。あの作品の煽りも…
『父さんは二次元の女性と結婚した。そして今、娘の私がここにいる。』
ともに…特異なSFショートショートを想起させる、この匂い。
「母さんは二次元」がまた…SFと高度な精神世界を兼ね備え、優れた想像の余白を持った名作だったから、「母さんは人工知能」にもすごく興味を惹かれたわけです。
冒頭、おぉ…Voice Onlyかぁ… と、雰囲気たっぷりで始まりましたが、徐々に想像の斜め上を駆け抜けていく舞台。
これ、めっちゃレイ・クーニーやん。
以降、ネタバレBOXへ