鑑賞日2018/12/21 (金) 19:00
価格0円
19:00の回 &12/23 13:00の回をリピートしました。
18:30受付、開場、ひとり舞台に横たわっています。
客入れ中にラジオ放送(どこかの音源?)が流れています(みそじん、でもありました)。聴くと、中曽根、レーガン、冬?
18:42もうひとりが舞台へ。
18:45前説、19:02開演~20:26終演。
足の踏み場もなく紙片が散らかった舞台、テープルと椅子が2脚。上手に鏡のない姿見?ぬいぐるみたち。ひとつの物語が進行するのではなく、視点も時間も場所も常に変化しているように見えます。そこに画像や映像が挿入され、路は分岐。客席後方、客席そのものも世界に取り込まれる。
※なので開場時には「後方からお座りください」と案内があったわけですね。
今までですと「自由席なんだから勝手にさせてもらおう」となるのですが
なにか引っかかるところがあり案内の通り一番後ろに。
コラージュのようにシーンが展開。
あったかもしれない並行世界かどこかにあった現実世界の集大成か。観方によってはSF的な味もしてどんどん引き込まれます。
ここまでくると姿見?はどこでもドアではないかとすら思えてしまうほど。
とても好みの脚本、役者さんたちも不思議感でいっぱいでした。
「戯曲」を読みたくなる作品。
劇中「戦艦ポチョムキン」のワンシーン「オデッサの階段」が使われました。何十年ぶりなのか、現役の大学生が知っているというのでちょっと驚き、始まってすぐわかりました。いつどこで(ソラリスの時?)観たのか思い出せませんがYouTubeで全編観ることができるようです。
過去公演をみると一度は観たことがあるみなさん。
伊勢綾華さん、伊神ゆうかさん、久保田菜穂さん:2017年度新入生公演「黒蜥蜴(2017/12)」
濵田優里さん:「ハイツアマノ//201(2017/9)」
津保綾乃さん:演劇三団体合同公演「不始末な彼女(2017/6)」