満足度★★★
鑑賞日2018/12/23 (日) 14:00
根本宗子にしては、やや変わったテイストの作品だった。4人姉妹の末妹・花は22歳なのに子どもっぽく世間知らず。3人の姉は結婚しているが、どの夫も一癖あって、その3組の夫婦が花の22歳の誕生日に集まるが、愛犬のポリーが死んでしまう。3人の夫からのストレスでポリーが死んだと思った花は、ツイッターで知り合った小説家を家に招き入れて、3組の夫婦の様子を話すが…、という展開。花の役で出演予定だった青山美郷に代わって藤松祥子が花の役を演じているが、不思議なテイストに包まれながらも、少し希望を見せて終わる。役者陣は健闘しているが、何故花が子どもっぽいのか、巧く伝わってこないものの、そういうものだと思って観ていて楽しめる2時間だった。