満足度★★★★★
鑑賞日2018/12/16 (日) 13:00
今回のクロノスコープ少女は再演とのことですが、私は初めて観る作品でした。
主役が入れ替えの公演になっており、どちらも観たかったので1日で昼と夜を2回通して観て来ました。
どちらが良かったというと難しいところですが、個人的に感じたのは、津山さんはじわじわとくる感じで、幾世さんはテンポが速く走り切るようで
健気で立ち止まり悩み、真っ直ぐな女子高生とパワフルで一瞬立ち止まるも躊躇いも突き進む女子高生に私は見えました。
…電車に例えるなら、各駅停車と特別快速のような。
どちらが良いというのはなく、内容は同じでも全く違う作品を観ているような感覚でした。
それがなんとも言葉では表せないような感覚でどちらも好きで選べない!と率直に思いました。
周りの役者の方も一人一人が印象に残ります。
拓役の方と悠翔役の方の演技に胸が熱くなりました。
お父さんも先生も高校生もクスッと笑ってしまい、1回目と2回目で味わえる、例えば髪型を変えたり、言葉を変えたり、同じセリフでも1回目と2回目で少しテンションが違うようにも感じました。
駆け抜けて行くストーリーとリアルに奮闘し揺れる主人公、佳境に向かうラスト、面白かった!
耳に残るメロディーと目に焼き付くダンス、アフターイベントでまた観れるのも嬉しかった!
撮り損ねましたけども 笑
観劇を終えた今でも頭に流れて場面と共に離れません。
ステダマから1年を通し、公演の度に足を運んだ劇団はミックスドッグスが初めてで、2回観たいと思った作品も初めてでした。