満足度★★★★★
幕開けの無から始まり、物語の世界観がひとつひとつ構築されてゆく。緩いスローボールのようにひとつ屋根の下の住人の喧騒が積み重ねられそれが突然、ちゃぶ台返しのようにガラリと変わる…視覚でも聴覚でもなく、脳内で構築された思い込みの世界がひっくり返るのが気持ち良いというか新鮮な驚きを味わう。その後の日本人的で浪花節的な涙腺を刺激する展開も面白い。初めて観せていただいた劇団さんですが、また別の作品も観たいと思う気持ち良い素敵な物語でした。
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2018/12/17 13:35
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