カワサキ ロミオ&ジュリエット 公演情報 ラゾーナ川崎プラザソル「カワサキ ロミオ&ジュリエット」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    「縹組」60分+10分休憩+60分。

    最初のインパクトは福田麻希子さんの歌によってもたらされる。プロの声楽家の盛大なビブラートに度肝を抜かれる。このあたりまでは瑞生桜子さんはニコニコしているだけで存在を消しているかのようだ。ややあってようやく切々たる彼女の歌声が静かに響き出す。セリフと同様に歌の一音一音がコントロールされていて音量、音質にバラツキがない。安定した声により心情がダイレクトに伝わってくる。前半ではマキューシオとベンヴォーリオのラップが大きくフィーチャーされている。ただ少し遠慮がちであった。どうせなら4-5人で派手にやった方が良いように感じた。

    前半でマキューシオが死んでしまうので後半はラップ無しである。ジュリエットにもエンジンがかかり、段々とセリフも激しい口調になっていく。前半もそうだがジュリエットが饒舌である。チェックすると要所要所で原作の長い会話をそのまま採用しているのだった。今まで私が観た映画や舞台の方が短縮版だったのだ。その代わりに全体のストーリーを大胆にカットして寄り道を入れる時間を捻出している。

    最初の歌と踊りのところで伴奏が大きくて歌もセリフも消されていたのが残念だった。これは2回目に行ったときには良いバランスになっていた。しかし今度はエンディングの合唱がグダグダであった。女声だけの部分は良いのだが男声が混ざるとモタモタして練習していないんじゃないのと疑ってしまった。また大道具を移動するときのロック、アンロックの仕方が雑でその音や動作が雰囲気を損ねていた。あるいは大人の事情とでもいうべきものもあった気がした。どうして満足度が5つ星でないのかを考えるとこういう不満点が出てきた。大手の公演との違いを感じるところである。

    会場のラゾーナ川崎プラザソルはラゾーナ川崎プラザの5階にある200人収容の施設である。5階に上がるのにちょっととまどってしまった。

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    2018/12/10 12:49

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