鑑賞日2018/12/06 (木) 19:00
価格0円
19:00の回(曇~小雨)
18:30着、受付、開場、いつもの座席配置。
正面は白、下手寄りに人が普通に通ることができる出入り口(というか黒い穴のよう)、上手にはやや小さな窓のような穴(黄色い立入禁止テープで封鎖)。
「物」や「印」がないのでこの空間はどんな用途なのかわからない。あらすじによると密室&複数、論文&兄弟。
18:45前説、音楽の音量を下げ、照明を当てている。※もう少しリラックスしてもいいと思う。
ただ、19:00(=開演時間)に2回目がありましたが、内容は適宜変えたほうがよいと感じました。他の劇団もそうですが、開演時間になっているのにトイレへ、はムリそうだし...この時間にはお客さんの準備が整っているように案内するのが制作のお仕事ではないかと思います。
また、前日も他の劇団でありましたが、突然「5分押し」ということでした。いろいろ事情があると思うのでそのこと自体はよいのですが、であるならば最初にその旨を告げて、その間に用をすませる、という案内順にしたらよかったかなと。
19:05開演~20:10終演。
冒頭のシーンはエンディングで再生されました。当然、見え方がちがっています。その間に起こった視点の遷移が面白さのひとつかなと思います。
敷かれた路、生き苦しさ、刻まれた傷跡、もがき、諦め、トラウマ、喪失それらの総体が水の「抵抗」とすると海から陸上へと進化したもののように開放された世界に再生、そんな風に感じました。
あえて細かいところではありますが、この実験(臨床試験?)の倫理的な側面、この空間のリアリティ、時間の経過、などが不明なのでやや消化不良気味かも。