満足度★★★
宮藤官九郎さんの演出で三宅弘城さんのロミオとなると何かとんでもないものを期待してしまうが、ふんだんにギャグが散りばめられてはいるもののストーリーはいたって普通のR&Jであった。お嬢さん方の笑い声が絶えなかったが私は逆にちょっと白け気味。三宅さんの「とんでもない」姿には注目。
森川葵さんのたどたどしいセリフ回しは段々と初々しく感じられ、14歳の少女としてはこれが正統的だなあと納得してしまった。勝地涼さんは普通の演出なら当然ロミオなのだが、今回はイケメンがギャグをかますというやり難い仕事をしっかりこなしていた。今野浩喜さん、田口トモロヲさんなどのベテラン勢もいつもの味を出していた。
B2版紙厚手のポスターが500円は良心的。