満足度★★★★★
鑑賞日2018/08/19 (日)
志村けん一座 「志村魂13 一姫二太郎三かぼちゃ」を観に明治座へ。今年で13回目の公演。総合演出のラサール石井さんがコメントされているように、すっかり夏の風物詩になった印象があります。個人的には昨年に続いて通算5回目の観劇。
ダチョウ倶楽部さんによるオープニングから始まり、バカ殿、ひとみ婆さん、変なおじさん、志村老人、子供けんなど志村けんさんの名物キャラクターが登場するコント、さらに志村けんさんによる三味線の生演奏、1時間を超える長編の松竹新喜劇といった基本的な流れはこれまでの公演と同じで、演目自体も見たことがあるものが多い内容ではあったものの、何度見ても新鮮な笑いが生まれるのはやはり少しの間の変化やアドリブなど、志村さんを始めとする出演者さんの技量の高さだと感じます。テレビで見るのも良いですが、生の笑いを体感出来るのは舞台ならでは。会場に集まった小さな子供から年配の老夫婦、茶髪にピアスのイケイケのお兄ちゃんまでもが大笑いするような舞台はなかなかないと思います。どこまでが台本でどこまでがアドリブなのか。チケットが完売でなければ何度でも観たい公演です。これこそ究極の国民的エンターテイメント。志村ファミリーの方々と同じ会場で同じ時間を過ごせたことが幸せです。今後も長く続くことを願っています。