満足度★★★★
現実社会の極東情勢を借景にシェークスピアや歌舞伎などの古典的スタイルや語り口はたまた唐十郎から派生したような表現をぶち混ぜたステージ上のドラマ様式それ自体を楽しめる作品であったし、混ぜっ返された要素を見立てて遊べる箱庭のようでもあった昨年の事件を模した場面で全部繋がって笑ってしまったあと、過去の作品や様式というのは結局その時代に生きた人間の論理・感情に基づくものなので共有できる部分はあっても、それこそ自然の一部を模した庭園を見た時の感情のように受け取れるものの意味が変わってくるなと
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2018/08/19 17:41
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