この劇団が目指しているであろう(と私が勝手に思い込んでいるだけも知れないけれど)方向を、私は断然支持します。
池袋演劇祭では苦戦するかも。
というのも、あの演劇祭は分かりやすく、笑わせて、ちょっと泣かせて、人情味をを感じさせるみたい劇(松竹新喜劇みたい)が高評価を得るようなので。
そういう作品を否定する気はないし、実際去年の大賞は素晴らしかったし。
でも演劇ってそれだけではないと思うのですよ。
人の心を鷲掴んだり、誰かの人生観を揺るがせる力があるのでないかと。
本調子わ出したときのアブラクサスなら、そんな芝居をみせてくれるのではと思います。