満足度★★★★
どなたもノーマークの舞台ですが中々の掘り出し物でした。
いきなり近所に住む女性が朝ご飯を持って主人公の家にやってきます。夕飯もまた持ってきます。なんだろうこの女性はという疑問も解消されないまま、唐突にレンタルの家族が登場します。この奇妙な状況でしばらくは小さな笑いをどんどん取ります。
そして隠されていた事情が徐々に明らかになって行き、シリアスなドラマへと変貌します。
さてどこへ着地するのかと思っていると…。
左に2つ右に1つのサブステージでは補足説明が行われ、事情を小出しに明らかにしていきます。これは芝居が単調になることを防いてくれます。
宮嶋みほいさんの「美しかわいさ」が光り輝いていました。