満足度★★★
鑑賞日2018/06/28 (木) 19:00
女子プロレスラーの志田光を軸に、元女子プロレスのMARUの作・演出で舞台を作る、女子プロレス系劇団を初めて観る。予想を超えて面白かった。伊藤奈須という女性(志田)は素人コーラス隊のピアノ担当だが、一方で、伊藤奈須という男性(後藤真一)は素人小劇団で冴えない役者をやってる。それぞれの父親が出てくるが、これが何故か同一人物。この何故?が明らかにされていく2時間……、というわけで、ネタは途中で分かるけれども最後まで一定の緊張と興味を持って観ることができる。日替わりゲストを呼んでのプロレスシーンは、劇作上の意味は余りないけど、元々がプレレスラー志田のファンを狙ってのことだから、興行上は必須なのだろうなぁ(^_^;)。タイトルは、あまり活きていないのが惜しい。