太宰治没後70年、桜桃忌の季節に~津軽の音色と『葉桜と魔笛』~ 公演情報 語りと和楽の芸人衆 かたりと「太宰治没後70年、桜桃忌の季節に~津軽の音色と『葉桜と魔笛』~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 鑑賞日2018/06/24 (日) 14:00

    14:00の回(晴)

    三鷹駅から玉川上水に沿って歩く。南北には長~い道が続く。受付時間を少し過ぎて会場着。たくさんのお客さん。

    ネットをみると「純和風数奇屋造りの施設で、 水屋を持つ大広間と本格的な茶室の小間があります。」

    「鶴(2018/3)」から3ケ月、まだ梅雨明けには早いもののよく晴れた午後。

    会場は「みたか井心亭(せいしんてい)」の大広間、縁側からは庭が見えます。

    13:40会場着、受付、案内され桟敷席へ、庭に出ているお客さんも。

    14:01開演、小池純一郎さんの津軽三味線、北原久仁香さんの語り、どちらも没後70年の太宰が主題に。

    14:56終演、北原さんのトーク~15:15終演、帰りは吉祥寺通りにでて、ジブリ美術館を横に、井の頭恩賜公園を通って吉祥駅へ。

    北原さん、本日は薄い空色、涼しげな色の和服。庭の緑と対照的。

    プレゼントコーナーがあり「連雀通り商店街にある自家焙煎珈琲店松井商店」オリジナルコーヒー、「Dazai COFFEE」をアンケート用紙に「桜桃」がある2名に。

    「当る」とは思っていないので、なかなか手を上げる方がいらっしゃらず、それでも念には念を入れ自分ではない、ことを確認しようとしたら自分でした。せっかくなので、頬杖をつき物思いにふけりながら味わおうと思います。

    「葉桜と魔笛」は青空文庫で読むことができます。葉桜の頃の松江、妹をおもう姉、妹をおもいやる姉、遠く聞こえる大砲の音。十八で亡くなった妹のことを思い出す頃。

    北原さんの声、表情、身振り。会場を包む物語の世界は、情緒豊かで姉妹の悲しさが伝わってきます。

    次回は10/28(日)、早稲田奉仕園。
    余談ですが、今日、この公演の前、次の会場のすぐ近く学習院女子大(演劇)に行っていたのでした。

    ※★は何だか偉そうにしているような気がしてきたのでやめました。もちろん、とても良かったです。

    余談2:終演後、小池さんに三味線の弦についてお訊きしたところ糸とのこと。帰宅後Wikiってみると「糸(弦)は三本で、絹製」。なんとなくシタールの揺れに似ていると思っていたら「同種のしくみがある」。バチの使い方もいろいろ。楽器は観ながら聴くものだとあらためて。

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    2018/06/25 17:03

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