期待度♪♪♪♪♪
1年半前に観た、初演の鬼の笑顔を思い出すだけで、今だに泣けてきます。
本当に忙しかったあの頃、それでも大阪に行って「独鬼」を観たから、〆切に追われながらも心をこめてミッションをやりとげることができました。
また観れるのが、東京だから友だちを誘って行けるのが、うれしくてたまりません。
CoRichのクチコミで壱劇屋が気になっている方、時間やお金を少し無理してでも、ぜひ観て下さい!
前の東京公演が面白かったという方、新たな魅力に出会えます。自分の好みじゃないと感じた方、逆ベクトルの別物です~
殺陣好きはもちろん、恋愛ものが好きな方も、心がささくれだった方も涙活でストレス発散できます。ワードレスなので外国の方も、聴覚障がいの方も、楽しめると思います。
先週の大阪再演の感想に「全人類、観るべき」というのがありました。
まだ再演は観てませんが、気持ちは分かります。
死なない鬼と、50年を鬼と共に過ごした女と、ある男の物語が、台詞がないからこそ、観客ひとりひとりの想いを揺り起こすのです。大切な人と観ることを、強くオススメします。
それなりの数の芝居を観てきましたが、これほど1人でも多くの人に観てもらいたいと声をかけまくっている芝居はありません。(地方からの東京公演で集客が難しいから…ということもありますが…)
実は個人的には、CoRich舞台芸術まつり!の最終選考に残った「二ツ巴」より、オススメなのです。
作・演出・殺陣の竹村晋太朗は、「二ツ巴」では完全に脇役だったのに、演技賞を受賞しました。
選評に「役者の顔はもちろんステキでしたが、台詞なし、動きだけで物語を紡ぐというユニークな舞台の世界観を支えた功労者として何か賞を贈りたいと、審査員の意見が一致しました」とあり、有難いことだと思いました。
その竹村が「独鬼」では主役として、この世界観を体現します!
審査員の方たちに「二ツ巴」に足りなかった点として指摘された「もっとシンプルなストーリー」や「よりドラマのある一太刀」を「独鬼」はクリアしています。
本当にノンバーバル(ワードレス)で、ここまで物語が伝わるのか!という驚きがあります。
特に「赤ちゃんが育つ」シーンと、ラストの「男と鬼が切り結び、女が登場する」シーンには、映像ではできない、生の演劇ならではの演出があり、印象に残りました。審査員の方たちにも、絶対に観て頂きたいです。
グランプリのオパンポン創造社も壱劇屋も、大阪では定評がありますが、外ではまだまだ知名度が低いのです。ええ芝居に、空席が目立つのは悲しいです。今回の受賞が、今後の集客の後押しになることを、心から祈っています。
まずは開幕まで20日を切った「独鬼」東京公演が、1日でも満員になりますように!
平日の昼回が、20人の出演者より多い観客に観てもらえますように!
ということで、ひどく図々しいのですが、「行きたいけど、この日程は無理だな」という方も、興味をもちそうなお友だちにクチコミして頂けないでしょうか?
枚数限定ですが、高校生以下無料チケットの申込も絶賛受付中です。
地方の小劇団を助けると思って、どうぞお願いします。
どうかどうか、この「独鬼」の情報が、あの頃の私みたいな誰かに、届きますように!