満足度★★★★
近未来の宇宙旅行、現実の時間と場所から距離を置くことによって、逆に客観的にある出来事が浮き彫りになる。脚本担当の鹿目由紀女史が、チラシに2018年3月、文化庁の新進芸術家海外研修制度でイギリスに行って、他文化に触れた驚き新鮮さといったことが書かれていた。本公演にもその刺激・影響のようなものが表れていた。また演出を外部の小林七緒女史に依頼し2人の化学反応のような公演が出来上がっている。
物語は、宇宙旅行と称した国家政策のような、大きな世界観などが比喩的に描かれた秀作。
自分では少し気になる、というか疑問が…。
(上演時間2時間) 【2018.6.18追記】