満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/12 (土) 13:00
座席H列15番
価格4,500円
女優バージョンの2ステージ目を観劇。
解散したアイドルグループのリーダーがあるきっかけからお笑い芸人の世界へ……な物語。序盤で泣かせて終盤でも泣かせやがって、そういうのに弱いσ(^-^)と知っての狼藉か!(笑)
ある程度先が読める王道的な展開だったり終盤でのヒロイン・好子の行動がやや唐突だったり、な甘さもあるが、そんなところも含めて藤吉脚本でありズッキュン芝居であり今回も堪能。
今回は特に先輩芸人アマリリス、藤子姐さん、好子の母など年長者の言動が的確、というか事態を好転させるのが巧いところ。また、アリサを引きずり込む場面も良かったし。
また、5つの可動式ユニットを中心とした装置を人海戦術で(笑)動かす場転や2段のギャラリーをも使う演出も印象的。
あと、(今ひとつ売れていない)アイドルグループの解散ということに坂下雄一郎脚本・監督の映画「ピンカートンに会いにいく」を連想。
あれを観た身からすると、この15年後くらいにマカロニガールズが「一夜限りの再結成」なんてイベントを演りそうに思えてしまうんだな。
どうすか、スピンオフというか続編というか、そういうハナシは?(真顔) > 藤吉主宰
【余談気味】
本作に限らず劇中に歌ったり踊ったりな場面があり客席からの手拍子などが入った方が効果的な芝居は、出演者や劇団のアカウントが「こういう場面があるので手拍子よろしくねっ♪」とかツイートしておけばもっと盛り上がるのではないか?(もちろんそれがネタバレでなければ)
なお、冒頭のコンサート場面、この回はプレミアシート(センターブロック前2列)のお客さんを中心にそれなりに盛り上がっていたが、サビのトコはPPPHではなかろうか?(他の回ではどうだったろう?)