満足度★★★★
性悪な女、依存する女、男癖の悪い女等々14パートにわたって、たちの悪い女性のオンパレード。
着眼点が面白く、日常レベルの毒とユーモアで、どのパート楽しめますが何しろ1パートあたり10分未満。
テーマを深く掘り下げた作風が好みの方には不向きかもしれない反面、オードブルをちょっとずつ食す様に、色んな味を楽しみたい派にはうってつけな構成。
美人女優さんばかりで占められているのも本公演のウリだと思え、三戸なつめさんのお人形みたいな愛らしさと個性には、そりゃもうビックリ。
(ただし絶対関わりたくないエグ女役)
そして「だめんず・うぉ~か~」の作者でもある倉田真由美さん。
オープニングパフォーマンスでのキメ顔には笑ってしまいましたが、10パート目『輝美』の吹っ切れた演技で堂々たる存在感。